今後の日本経済を素人なりに考えます。
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    リーマンショックと影の銀行システムとヘッジファンド

    やっぱりアメリカ経済を学びなさい・・・この本に、リーマンショック時のバブルのエンジンは「影の銀行システム」だったと有ります。

    今、中国経済でも話題になっているシャドーバンキング・・・これがアメリカで猛威を振るった結果がリーマンショックだったという事ですね。

    では、シャドーバンキングとは何か。一言で言うと、銀行を介さずに資金のやり取りする取引のこと、という事らしいです。


    ・書類上だけの金融機関(投資ビークル)が、さまざまな短期債権を発行し資金を集める。
    ・集めた資金は、信用力の低いサブプライム住宅ローンへ投資。
    ・投資ビークルが発行した短期債権をMMF(マネー・マーケット・ファンドという投資信託)が買い手となった。
    ・MMFは即日購入・解約が可能な擬似通貨そのものと言える存在。つまり、投資ビークルが擬似通貨を発行できる存在となった。
    ※実際はレポ取引や証券貸借取引と呼ばれる手段で調達された短期資金も擬似通貨になったらしいですが、私にはそこの言葉までついて行けません。(汗)

    ・・・しかし考えてみると、そもそもMMFが信用力が低い短期債権を購入したのが悪い感じですが、おそらく確信犯でしょう。バブルバブル崩壊が起こるとわかっていても、自分が儲かればいい、儲かる話に乗らない手は無い、その考えが危機を拡大していったのだと思われます。

    そしていつも危機をあおって拡大する立役者となるのが、「ヘッジファンド」ですよね。

    ヘッジファンドとは、人々から託されて集めた大金を投資し運用し、利益追求だけを考えた投機的なファンドですが、私たち庶民からするといいイメージが有りません。株の乱高下を引き起こしたり、世の中を混乱させる根源のような気がしてます。

    ヘッジファンドについてこんな記述が有ります。
    ----ヘッジファンドとは,あまり制約を受けずに活動することのできる投資資金プールである。彼らの行動は(少なくとも今までは)あまり規制されておらず,非常に高い手数料(fees)を要求し,こちらが返して欲しい時に投資したお金を返してくれるという保証はなく,また実際に何をやっているかを明らかにすることもまず無い。彼らは,常に金儲けに成功し続けていなければいけないと思われており,もしそれに失敗すると顧客投資家は資金を引き揚げて,最近の運用成績の良い他のファンドに投資してしまう。彼らは3・4年ごとに,百年に一回の洪水を引き起こす。ヘッジファンドは,スイスのシュネーブ(Geneva)のお金持ちのために,コネティカットのグリィニッチ(Greenwich)に居るお金持ちたちによって運営されている(Asness,2004) 1998年のロングターム・キャピタル(LTCM)危機の後に書かれた,少し斜に構えた定義から引用----

    2004年の時点でヘッジファンドはこのように悪者扱いのように言われていた訳です。
    お金持ちの為にお金持ちが運営している仕組み。私たち庶民はいつも振り回されんですよね~。なんとかして欲しいです。

    では、リーマンショック後にちょっとは状況が改善されたのか。

    ・金融機関に対する、自己資本の質・量・比率の規制
    ・レバレッジ比率規制(レバレッジ=テコの原理・・・これが大きいほどギャンブル性が高まる感じと思います。)
    ・格付対象会社との利益相反関係が潜在する格付会社への規制
    ・ヘッジファンド等シャドーバンキングへの規制の網かけと強化
    ・グローバル規模で金融システムの健全性を監視する仕組みの検討

    などなどいろいろ行われてはいるようですが、金融世界が大きくなりすぎた今日、人々の欲望がまた危機を呼び起こす事でしょう。

    いっそ、ヘッジファンドというものが無くなってしまえばいいのに、と思います。

    お金持ちも貧乏人も、自己責任で自分の頭で考えて運用することにすれば、誰もがどのような結果にも納得が行く世界になるのでは。

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    テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済


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