今後の日本経済を素人なりに考えます。
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    Author:ひーりん(heelin)
    はじめまして。ひーりんです。
    男性。
    日本経済が今後どうなっていくのか興味がが有る、というか心配になって、いろいろな本やネットの情報を調べてみました。
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    「流動性の罠」「ポートフォリオリバランス効果」「シグナリング効果」「VARモデル」とは?

    浜田宏一氏の「アメリカは日本経済の復活を知っている」のP61で、ゼロ金利下での量的緩和政策が景気回復に有効である事が主題の論文に示されている、と出てきます。しかし、本の中にはその内容の片鱗も出てきません。論文の内容を素人なりに紐解こうと思います。
    今回は、論文の【1.はじめに】に出て来る難しい言葉の意味を調べてみました。

    ※1「流動性の罠」
    金利が十分に下がりきっており、それ以上は金融政策を行っても金利が下がらない状態。
    金利をたとえゼロにしても、投資の需要が無く借り手も無く、融資のお金が流れない。(マネーストックが増えない。)
    金利がゼロなので、銀行に預金する利子も意味が無くなり、銀行にお金を出し入れする煩わしさより、現金でお金を持ったほうが利便性が高くなってしまう状態。(上記の融資のお金が流れない事に対して、預金のお金が流れない状態。)

    ※2「ポートフォリオリバランス効果」
    日銀の量的金融緩和政策の過程で、銀行の貨幣以外の資産が減少し、その代りに日銀当座預金が増える。(例えば日銀の公開市場操作で銀行から国債が買われると、銀行は国債という資産が減少して日銀当座預金が増える。)日銀当座預金は金利も何もなく、寝かしておいても何の意味もない。銀行は貨幣以外のなんらかの資産を購入し、そのポートフォリオ(安全資産とリスク資産の最適保有率)を元に戻そうとする。つまりポートフォリオのリバランスの動きである。
    銀行のみならず、投資家においても同様の動きをすることになり、何らかの資産が購入される事になる。何らかの資産とは、例えば株式だったり外債だったりである。株式の購入に向かえば株式市場が上昇する。外債であれば円安に向かう。つまり、この「ポートフォリオリバランス効果」が景気刺激効果を持つ。(実際、このポートフォリオ リバランス効果によって、2001年3月~2006年3月の量的金融緩和政策時の日本で株価が上がり景気刺激の効果が有った事を論文の筆者が指摘。)

    ※3「シグナリング効果」
    日銀が日銀当座預金の残高の目標額を引き上げ、その目標残高を実際に実現する事によって、短期国債の金利の低下を期待させ、実際に金利が低下する事。ゼロ金利政策を継続するという中央銀行の意思を市場に目に見える形で伝える。シグナリング効果が発揮されると、中長期国債の金利が低下し、実体経済が活性化する。

    ※4「ベクトル自己回帰モデル(VARモデル)」
    論文は、この分析手法を用いて現象を分析しています。この分析手法がどのようなものであるか・・・それを説明するのはとても難しいです。
    多数の変数を持った時系列を、確率を用いて推定する計算式・・・正しいかどうかわかりませんが、そのようなイメージです。
    論文の筆者たちは、「生産高」「物価」「金融政策変数」の3つの変数を基本として、それにもう一つの変数を付け加えたモデルをいくつか作成し、それを比較する事によって量的金融緩和の効果を導き出します。もうひとつの変数とは、「さまざまな満期の金利」「株価」「外国為替レート」「銀行貸出」です。
    最終的には、量的金融緩和により株価が上昇した事実を浮かび上がらせ、量的金融緩和が景気刺激に効果が有ったと結論付けます。

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    テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済


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