今後の日本経済を素人なりに考えます。
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    Author:ひーりん(heelin)
    はじめまして。ひーりんです。
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    日本経済が今後どうなっていくのか興味がが有る、というか心配になって、いろいろな本やネットの情報を調べてみました。
    経済に関してはど素人ですが、好奇心だけで突き進んでみます!!^^;



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    量的金融緩和での様々な現象。株価上昇、長期金利上昇の理由とは。

    浜田氏の「アメリカは日本経済の復活と知っている」のP.61で紹介されている論文
    「量的緩和政策―2001年から2006年にかけての日本の経験に基づく実証分析―」
    を紐解くと、今現在日銀が行おうとしている異次元量的緩和の今後が読み取れるかも知れません。

    論文を読み進める中で、当時の量的金融緩和において起こった現象への疑問、
    ・なぜ、株価が上昇したのか?
    ・なぜ、長期金利が上がったのか?
    ・なぜ、2001年~2006年の銀行貸出は減少したのか?
    これらについて理由をまとめてみます。

    株価上昇について
    ゼロ金利の時点での量的金融緩和政策では、銀行は国債等の資産を売却した代わりに手元のマネーが増えます。増えたマネーの運用方法については、
    ①銀行貸出を増やす。(お金をたくさん貸し出す)
    ②株式等を購入する。
    ③外国資産を購入する。
    などが考えられます。しかし、もともとゼロ金利状況でも借り手がいない状況なので、①には成り得ません。
    マネーは②や③に向かい、株価上昇に向かうと考えられています。(③の場合は円安に向かいます。)
    銀行の資産が減ってマネーが増えた部分のバランスを取るために株式などの資産を購入する動きが、ポートフォリオリバランス効果と呼ばれています。

    ◆長期金利の上昇について
    当時の量的金融緩和においても、満期の長い金利の方が満期の短い金利よりも反応が大きいという現在と似た状況が有りました。
    この理由は、投資家たちが将来の金利上昇(長期国債の価格の下落)を懸念して、短期の利子生み資産よりも長期の利子生み資産の保有に対してリスクを高く見積もったと推測されています。金融緩和によって景気が回復すれば、将来金利は上昇(国債の価格は下落)すると予測されますから、高いうちに利益確定を狙っての売りが増える、という解釈です。
    それと次のような解釈もありました。
    国債を保有している投資家は、日銀が大量に国債を買ってくれると思うようになると、通常の国債市場ではなく日銀のオペの時だけ売ろうとするようになる。そうすると通常の国債市場が細る事になる。市場が細ると、売り注文・買い注文を出しても売買が成立しない事が多くなる。つまり流動性リスクが出てしまい、それを補うために安く売るために国債の価格が下落する。(金利が上昇する。)
    本来、金融緩和を行うとシグナリング効果により長期金利は低下すると見られるのですが、当時も現在もおそらく上記のどれかの理由によって金利が上がってしまっているのですね。金融・経済の世界というものは、本当にわからないものです。

    ◆2001年~2006年の銀行貸出が減少した理由
    論文の筆者は、これも当時の状況を反映したポートフォリオリバランス効果の一環であると述べています。当時銀行はまだまだ多額の不良債権を抱えていた為、銀行貸出は高いリスクをかかえる事と考えられていたらしいです。逆に貸出を減らし、株式購入・外国資産の購入にポートフォリオを振り分け、リスク対リターンを調整した、と考えられています。
    しかし、現在は不良債権処理もだいぶ進んだということでしょうか、銀行貸出は若干増加しており、この点は当時の状況と異なります。


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    テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済




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